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2007年 08月 04日
大阪の私立高校を中心に学校側が大学入試の受験料を負担して成績優秀な生徒に何十も出願させ、有名私大への合格実績を水増ししていたことが相次いで発覚した。
合格ランキングで誇大広告ともいえる実績を掲げる高校側の姿勢は問題で、教育内容こそ競うべきだ。さらに、1人が大量合格してしまうような大学入試は変ではないか。安易に受験生を集める手軽な入試方法の見直しを大学に求めたい。 最初に発覚した大阪学芸高校のケースは、1人の生徒が志望校の国公立大のほかに、関西、関西学院、同志社、立命館の「関関同立」の計73学部学科に出願して合格した。学校側が関関同立の合格実績とした延べ144人の半数がこの生徒のものだった。 受験料など140万円以上を学校が負担し、願書も教師が代筆していたという。生徒は理系志望だが、出願学部には文系もあった。学校側の姿勢は合格実績PRのためと批判されてもしかたないだろう。 1人の生徒がどうやって70以上も受験できたのかと驚くが、私大でも大学入試センター試験を利用し、センター試験の成績だけで合否を決める大学が増え、こうした大量受験ができた。 早稲田、慶応でも学部によってセンター試験だけで合否を決める入試方法をとっている。センター試験は問題作成に時間をかけ良問を工夫してはいるがマークシート方式の限界もある。大学が面接などを含め自前の試験をせずに合否を決める姿勢は疑問だ。 入試をめぐっては文部科学省の調査で私大の1割以上が入試問題作成を予備校などに外注していることも明らかになった。大学全入時代に受験生集めばかりに目が向き、学生のための入試の労を惜しむような大学に高等教育を担う資格はあるだろうか。 入試では科目を減らす軽量化入試が学力低下の背景と指摘されてきた。批判を受けて入試科目増や小論文、面接などを組み合わせるなど改革に取り組む大学もある。しかし多数の受験生を選抜する入試で手間暇かかる方法は少数派といえる。 政府の教育再生会議は大学改革を検討課題にあげているが、大学が主導して入試改革に取り組み教育の質低下を止めなければならない。
by elmomle
| 2007-08-04 16:56
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